亀山人家妖 上巻 01 02 03 04 05 06 中巻 下巻 トップへ
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「亀山の化け物」は、『嬉遊笑覧』巻六下「飛人形」などの記述によると、丹波国の亀山(京都府亀岡市)で生け捕ったという化け物の見世物がよくあったようです。
当時、浅草寺の雷門では「亀山の化け物」という名前の玩具も売られていたそうです。
嬉遊笑覧 :
12巻附1巻. 下 - 国立国会図書館デジタルコレクション
妖怪カルタにも「亀山の化け物」の札がありますね。
お化けかるた -
Wikipedia
「野暮と化け物は箱根から先」ということわざは、「野暮な人と化け物は箱根から西に住んでいる」という意味です。
つまり、箱根から西は田舎だとディスっていることわざです。
「化かしに行くんじゃなくて、向こうから化かされに来るようにする」、哲学めいてるのか何だかで、わかったような、わからないような(笑)
それにしても、描くことがないからって、左ページの絵を黒塗りにしてしまうなんて、赤塚不二夫のマンガでありそうな趣向です。
斬新と言うか、喜三二さん、ガンガン攻めてますよねえ(笑)
『亀山人家妖《きさんじんいえのばけもの》』
[天明7(1787)年刊、喜三二(平沢常富)作、北尾重政 画]
※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。
絵本国土産 - 国立国会図書館デジタルコレクション
亀山人家妖 3巻 -
国立国会図書館デジタルコレクション
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