義公黄門仁徳録 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 トップへ
八幡の藪知らずは、千葉県市川市に今でも存在する禁足地です。
水戸黄門が八幡の藪知らずに入ったエピソードは、この『義公黄門仁徳録』が初出だと思われます。
『義公黄門仁徳録』は、現在の『水戸黄門漫遊記』のベースになった作品です。
この作品は、徳川家の人物のことを書いているので、当然江戸時代には出版することはできず、写本として伝わり、明治時代になってようやく『水戸黄門仁徳録』というタイトルで出版されました。
冒頭の鐘ヶ淵のエピソードは巻二十六のお話なので、興味のある方は各自でどうぞ。
本作では「八幡の藪知らず」ではなく「八幡《やわた》の八幡《やわた》知らず」と書かれていますが誤植ではありません。
『義公黄門仁徳録《ぎこうこうもんじんとくろく》』巻二十七「下総国八幡宮藪を八幡知らずと申す事」
[江戸中後期成立か。呑産通人(呑産道人)作]
※この記事では国文学研究資料館の画像を適時改変して使用しています。 (CC BY-SA)
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