亀山人家妖 上巻 01 02 03 04 05 06 中巻 下巻   トップへ

オリジナル 翻字 原文(漢字や読み仮名等を補足) 現代語訳

いきなり「序文を絵で描く」という、ふざけてるんだか何だかよくわかんない宣言から始まりました。

蔦屋重三郎はこの作品の出版者です。

写楽の絵を出版したりした有名な出版者ですね。

そして、喜三二はこの作品の作者。

蔦重が喜三二に、翌年の正月の作品を依頼するという、内輪ネタのような場面から始まります。

文中に登場する『天道大福帳 《てんとうだいふくちょう》』は実際にこの作品が出版される前の年、天明六(1786)年の正月に刊行されています。

ちゃっかり旧作の宣伝をしちゃってるわけです。



『亀山人家妖《きさんじんいえのばけもの》』

[天明7(1787)年刊、喜三二(平沢常富)作、北尾重政 画]

※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。

絵本国土産 - 国立国会図書館デジタルコレクション

亀山人家妖 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション



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